自律神経による不眠はのぼせが原因?

今年の冬は随分寒いですね。こんにちは。都内出張鍼灸ハリアスの高橋です。
今回は自律神経の乱れによる不眠症についてのお話をしていきたいと思います。
まず一口に不眠症といっても色々な状態があると思います。
大まかに分けると・布団に入ってもなかなか寝れない
・寝る事は平気だが夜中に起きてしまう。
・睡眠時間は十分だが疲れが取れていない感じがする。
などが挙げられるでしょうか。
今回はこの中でなかなか寝付けない、寝ることは平気だが途中で目が覚めてしまうという睡眠の悩みを特に掘り下げます。
早速ですがこの不眠症原因の1つを挙げると自律神経の乱れによる「のぼせ」の状態が考えられます。
では、この「のぼせ」とは一体どういった状態なのでしょうか。
普段は皆さんの体は、神経や血流の働きが満遍なく行き届いてる状態になっています。
しかし、集中して使う体の部分や内臓などにはより多くの血液や神経伝達物質が集まることで体の動きが活発になります。
例えばお昼ご飯を沢山食べた後眠くなるなんてことは皆さん経験があると思います。
これは胃の中で食べ物を消化するのにより多くの血液や神経の働きが必要になるためにその分、脳の働きが少し鈍くなる為とされています。
これが体のある部分を集中して使うと言うことです。
ただ時間が過ぎるとこの状態が自然に戻りいつまでも眠たいと言うことはありません。
しかし自律神経の乱れからくるのぼせの不眠症は常に脳が集中状態になり、その集中した状態から通常の働きにまでペースを落とすのが上手く行っていません。
だから寝る時間になっても眠くならない、また寝ている途中で目が覚めてしまい熟睡できなくなってしまうと考えられます。
ではどうしてこの様な事が起こるのでしょうか。
次回は日常生活でついやってしまっているのぼせやすい行動についてお話していきたいと思います。