自律神経からくる不眠症になりやすい3つの習慣

こんにちは。都内出張鍼灸ハリアスの高橋です。今年はかなり寒い冬ですね。インフルエンザも流行っているようですが、皆さん体調はいかがでしょうか。
今回は自律神経からくる不眠症になりやすい3つの習慣についてお話ししていきたいと思います。
前回は不眠症になってしまう体の状態を説明したのでまずはちょっとおさらいから。
自律神経からくる不眠症はのぼせが原因の1つでした。
のぼせとは脳の血流や神経の働きが集中し続けている状態で自律神経によるクールダウンが上手くいかないとの事でした。
つまり、自律神経による不眠症で気をつけたい習慣は脳を集中させ過ぎる行為を避けると言うことになります。
では、自律神経からくる不眠症になりやすい3つの習慣とはどういったものかというと
・スマホ、パソコンを寝る直前まで使う。
・慢性的な運動不足。
・就寝前に甘いものを食べてしまう。
などです。
まずは最初に就寝前のスマホ、パソコンを使ってしまう習慣についての影響からです。
スマホ、パソコンを使用していると当然集中して目を使うことになります。
目を集中して使うとその視覚の情報を処理するのに脳も集中してしまいのぼせ状態となってしまいます。
特に日中も仕事でパソコンやスマホを使う事がかなり多く常に脳に負担がかかっているので
睡眠を取りやすくするためには脳を休ませる事を考えて就寝前の使用は気をつけたい所です。
また、光自体強いも刺激なので強制的に目がさめるという悪影響があるので就寝前1時間ぐらいには最低でも使用を控えると良いでしょう。
次に慢性的な運動不足の習慣ついてです。
本来は人間などの動物なので体をある程度動かす事で健康を保つような仕組みになっています。
しかし、現在の仕事の多くはデスクワークによる脳の局所的な使用が多く、畑仕事など体全体を使った働き方が以前に比べて少なくなってきました。
その問題を解消する為に全身運動をして汗をかく事が必要となってきます。
そうすると局所的に偏った血流や神経の状態が運動をすることで体の隅々まで行き渡らせる事ができるので、のぼせの状態を改善させる事が可能となります。
たまにだけど運動をして汗をかくとスッキリするというのはこう言った効果のおかげです。
不眠症の鍼灸治療も同じような目的で行いますので、慢性的な運動不足の解消は体を良い状態にする為に取り入れたい習慣です。
そして最後に就寝前に甘いものを食べてしまうです。
ついつい晩御飯の後の、のんびりした時間にチョコレートなど甘いものを食べてリラックスする時間が習慣になっていたりしないでしょうか。
甘いもので摂取した糖分は体を動かすためのエネルギー源となり、特に脳を働かせるには多くの糖分を必要とします。
疲れた時に特に甘いものが欲しくなるのはこの為です。
しかし就寝前に甘いものを食べてしまうと急に血糖が上がる事でエネルギー過剰となってしまいのぼせ状態になってしまいます。
そうなってしまうと脳を休ませにくくなってしまうのでこの習慣もぜひ注意したいところです。
ぜひ、睡眠で悩んでいる方は以上の事を気をつけてみては如何でしょうか。