自律神経の症状と年齢の関係

めまいや耳鳴り、倦怠感などが体に表れているときに年齢のせいですか?と聞かれる事よくがあります。
今回は自律神経失調と年齢についてのお話です。
こんにちは都内出張鍼灸ハリアス高橋です。年齢により自律神経の症状が表れていると感じる方がいますが、それは本当に年齢のせいなのでしょうか?
なぜこのように感じるのか、考えられる理由を3つ挙げたいと思います。
まず1つ目に、ある年齢を境に症状が現れる様になったと感じるについてです。
これはもともと体に原因が潜んでいて加齢による体力の低下で症状が抑えられなくなったという事が考えられます。
本当に加齢だけが原因ならばその年齢になっている人がかなりの高確率で同じ症状を持っているはずです。
しかし自分より年齢が高くても周りには健康な人がいると思います。その状態を見ると必ずしも加齢だけが原因とは言い切れないと思います。
2つ目に年齢を重ねるにつれ症状が強くなってきたと感じるについてです。
これも1つ目の内容と同じような考え方です。症状が出ている年齢からさらに年齢を重ねる事で起こる体力低下により、症状を抑えきれなくなり徐々に体調が悪化していくのです。やはりこれも体に原因がもともと潜んでいる事が大きな理由です。
3つ目は年齢を重ねるにつれ症状が回復しなくなってきたと感じるです。
本来体には体調が崩れても休んだり睡眠をとる事で自然に体調が回復するような仕組みになっています。
しかし年齢を重ねるにつれて体調が回復しなくなってくるのは体調を回復する力が落ちてくる事によるものです。
ある程度は年齢の問題もありますが、これもやはり体に潜んでいる原因がある事により体調を回復する力が落ちていてこの状態が続くと症状が慢性化してしまいます。
これも年齢というよりは体調を回復する力を十分に発揮できないことが問題となります。
どうしてこうなってしまうのか?という事については自律神経失調症の原因1と自律神経失調症の原因2に書いてありますが、自律神経失調症は年齢で表れるものばかりではありません。
体調を回復するには体に潜んでいる原因を解消する、日常生活を見直すという必要性があります。
もし年齢のせいで体調が悪くなっていると感じたら迷わず相談してみては如何でしょう。