頻尿のトラブルの原因は?

最近はテレビのCMで頻尿の悩みについてのCMをよく目にしますね。
それだけ悩んでいる方が多いという事でしょうか?
こんにちは。都内出張鍼灸ハリアス高橋です。今回はこの頻尿がどうして起こるのか?というお話していきたいと思います。
どうして頻尿が起こりやすいのか、それは膀胱が固くなってしまっているからです。
まずおしっこをしたくなる仕組みを説明していくと膀胱は移行上皮というゴムみたいに伸びる組織で出来ています。
水風船をイメージしてもらえると解りやすいと思います。この水風船に水を貯めていく過程が膀胱におしっこが溜まる仕組みと同じでだいたい半分ぐらいでおしっこに行きたくなります。
しかしゴムみたいに伸びる膀胱が固くなると伸びにくくなりおしっこに行きたくなるタイミングが早くなります。
冬になると寒くなりトイレが近いなんていう経験はみなさんにもあると思いますが、
ではどうしてこうなってしまうのかというと、自律神経が乱れる事で膀胱の容量が小さくなる事が挙げられます。
自律神経が正常に働かなくなってしまう理由は大きく2つあります。
1つ目は膀胱の働きを担っている自律神経が腰付近にあり、腰やお尻の周辺の筋肉などが固くなる事で自律神経の働きが悪くなる事です。
もう1つは体の外側から冷やしてしまう、体の体内から冷たい飲み物や食べ物、アルコールを頻繁に摂取する事で自律神経の働きを悪くする事が挙げられます。
対処法としては腰やお尻付近の筋肉を柔らかくし温めるという事が必要になってきます。食べるもの、飲むもので体内を冷やさない、薄着をしないなどで対策ができます。
その他にも右と左ののお尻とお尻の間の腰より下の部分に温かいカイロを張る事でもある程度の対策が可能です。
思い当たる事がある方は是非実践して見てください。
ただし頻尿になってしまうのは膀胱炎や前立腺肥大(男性のみ)などの症状によるものがありますので、一度病院での診察も検討して下さい。