体に悪影響を与えるストレス・手術編

こんにちは。
都内出張鍼灸ハリアス高橋です。
9月の3連休中皆さんいががお過ごしでしょうか。
今回も自律神経に関わる体に悪影響を与えるストレスについてです。
今日お話するのは過去に受けた手術の影響です。
なぜ手術の影響が悪影響を与えてしまうのかと言うとメスなどの器具で体を開けてしまう事で元の体の状態が変化してしまう・体の圧力が変わるという所に理由があります。
元の体の状態が変化してしまうというのは体に悪影響を与えるストレス怪我・事故編で説明しているので、ここでは体の圧力が変わる事がどう言う悪影響を及ぼすかをお話します。
小学校の理科で習ったと思いますが、人間の体には常に気圧がかかり体の外から強い空気の圧力をうけています。
この圧力に潰されないのは体の中から同じ分だけの圧力で押し出しているので人間は潰れずに済みます。
ですがメスや内視鏡などで体を開いてしまうとこの圧力のバランスが崩れてしまうのではないかと言うのが1つの理由です。
風船を例に説明するとこの風船にカッターで切れ目を入れたとします。(パンと割れない状態だと思ってください。)
この切れ目から空気が漏れます。この切れ目を再び塞ぐと風船自体の張りが失われている状態になります。
この圧力が少し弱くなった状態だと体全体の循環が悪くなり自律神経のバランスが悪くなるなると考えられます。
またこの手術痕も以前と比べ圧力に弱くなっています。
よく天気が悪い日や季節の変わり目に傷口が痛くなると言うのは気圧の変化に体が十分に耐えられない事が理由です。
こういった状況を見ても治療をする為とは言え手術には体に余分な悪影響を与えると行為だと考えられます。
この点に関しては患者さんからの実体験としてよく耳にする話ですし、私自身も手術の経験があり同じ様な事を十分に実感しています。
現在も自律神経の不調で体調がうまくコントロール出来ていないというあなたは実はこんな所が影響しているかもしれません。
もし思い当たる様であれば対処する事で変化が期待できるかもしれません。