お酒が自律神経に与える悪影響とは?

こんにちは。都内出張鍼灸ハリアス高橋です。
昨日は台風で夜はとても強い風でしたが皆さん大丈夫だったでしょうか?
最近来る台風は常に最大級を更新しているのでなかなか安心出来ません。
さて今回はお酒は自律神経に与える悪影響についてです。
私の所に来た患者さんには全員にお酒は出来るだけ飲まない様にお話しています。
なぜかというとこういった悪影響があるからです。
それは体に必要の無いアルコールを解毒するのに余分なエネルギーを使うからです。
その理由を詳しく見ていきましょう。
先ほどいった様にアルコールというものは体には不必要なものです。
アルコール自体毒性の物なので体の中にたくさん入ってしまうと死んでしまいます。
これが歓迎会や忘年会などで良く聞く急性アルコール中毒です。
少量でも休肝日を作らず毎日飲んでいるとアルコールを解毒する為に体のエネルギーが消費されます。
本来ならば解毒に必要なエネルギーを体調を安定させる為に使いたいのですがそれが出来ない事で自律神経の症状を抱えている人には体調不良を助長する要因になりえるからです。
これがお酒が自律神経に与える悪影響です。
ただ皆さんお酒って百薬の長と言われるぐらいだから体には良いのでは?という疑問があるかもしれません。
それについても少しお話していきましょう。
お酒は良く百薬の長とされるのはあくまで適量に飲めればという所が肝腎です。
お酒を飲む事で体があったまり血流が良くなるというのも実感として皆さんあるでしょう。
しかし私もお酒を飲みますが仲間で飲んでいると適量で済むなんて事はまずありません。
一人で飲んでいても酔い足りないと、どんどん量が増える傾向にあります。
嫌な事があるとなおさらだと思います。
本当に適量なら良いかもしれませんが、どうしても飲みすぎてしまう。
適量で我慢出来ずお酒の良い効果より悪い効果の方が上回ってしまう。
そうなればやはりアルコールの解毒に余分なエネルギーを使うのでやはり自律神経に悪影響を与え易い状況を作ってしまうと言うことになってしまいます。
またお酒の質も考えなければなりません。
最近ではビールやワイン・ウイスキーでも糖質0や糖質オフなど色々工夫されて売っているものがありますが、人工甘味料などの添加物も入っているのでそういった物が体に良いのかと言うのも疑問に感じます。
以上の理由から自律神経で体調が安定しない場合にはそもそも最初からお酒を控えるといった方が体調のコントロールをし易いかもしれません。
自分の体調に不安がある方はぜひ参考にしてみては如何でしょうか。