自律神経対策、飲み物の取り方質について

こんにちは。都内出張鍼灸ハリアス高橋です。
ようやく季節も秋らしくなり日中もだいぶ過ごしやすい気温になってきました。
さて今回も自律神経対策、飲み物のとり方についてです。
前回までは飲み物の温度と飲み物の量というお話をしていましてが今日は飲み物の質について説明していきたいと思います。
Contents
自律神経に良くない飲み物の質って?
では自律神経に良くない飲み物の質はどういったものなのでしょうか。
それは体が消化するのに余分なエネルギーを使う飲み物です。
これには以前お話ししたアルコールや温度が冷たいものも入りますが、
体を興奮させる成分が入っていたり一部の栄養分が多いものを指します。
例えばコーヒーや栄養ドリンクはカフェインなど体の機能を興奮させる成分が入っている飲み物です。
カフェインが入っている飲み物
例えばカフェインが多く入っている飲み物はこんな物があります。
- 玉露:およそ150mg
- エスプレッソコーヒーおよそ140mg
- ドリップコーヒー:およそ135mg
ちなみ食べ物はこんな感じです。
- ブラックガム:およそ370mg
- ダークチョコレート:およそ120mg
- ミルクチョコレート:およそ30mg
カフェインのメリットデメリット
では一般的なカフェインのメリットデメリットはどういったものがあるのでしょうか?
- 眠気がさめて頭がすっきりする
- 集中力を高める
- 気分が高揚する
次にカフェインのデメリットを見ていきましょう。
- 中枢神経が過剰に刺激される
- 心拍数の増加、興奮、不安、震え
- 不眠につながる可能性
- 消化器官の過剰が刺激される
- 下痢や吐き気、嘔吐につながる可能性
こうしてみてみるとカフェインの様な物質は良くも悪くも興奮作用があり血流や神経の働きを半ば強引に活発にします。
この作用により体に十分な体力がないと、体が急な変化に対応する為余分なエネルギーを使い自律神経に負担がかかる事が考えられます。
また一部の栄養が多い場合はこれも体に上手く消化させるのにたくさんのエネルギーを使う事で自律神経に負担をかける可能性があります。
糖質が多い清涼飲料水
例えば清涼飲料水などはとても糖分がたくさんはいっています。
この糖分の代謝をスムースに行うにはビタミンb1が必要ですが常に糖分の高い清涼飲料水を飲む事で沢山のビタミンb1を消費します。
それによりいつも以上に代謝が必要になり余分なエネルギーを使い事で体に負担を与える結果となります。
糖質の多い飲み物
ちなみに糖質の多い飲み物の一例です。
ネットで調べると出てくる情報ですね。
- コ◯・コーラ…角砂糖16個分
- ◯ァンタ グレープ…16個分
- カルピ◯…18個分
- ◯カリスエット…8個分
- ◯クエリアス…6個分
- い◯はすリンゴ…5個分
※角砂糖4g計算
まとめ
さて自律神経対策、飲み物の取り方・質についてのテーマでした。
ここで皆さんに覚えていてもらいたいのは、基本的に体がしっかりしていれば体に負担のかかる物を食べたり飲んだりしてもある程度は問題がないというのが私が皆さんにお話している内容です。
大げさに言うと毎日一升のお酒を飲んでもしっかりと解毒して健康に問題がなければお酒を無理に控える必要は無いと思いますし、おちょこ一杯のアルコールでも酔ってしまい健康に問題が出る様であれば控えた方が良いと思います。
過剰になってあれもこれも禁止すると言うよりは体調に問題が出た時に、こういったものを積極的に控えた方が体調のコントロールがし易いと言う事です。
体に良いとされる成分が入っていてもその成分を有効に利用するには体調が良い状態である必要がありますし
体が不調であれば良い成分も十分に使い切ることが出来ずかえって溜まってしまいそれを排出するのにもエネルギーを使い疲労してしまう悪循環になってしまいます。
もし普段から体の疲れが取れにくい、睡眠をとってもスッキリしないなどの症状がある場合にはこう言った点を改善してみるのも良いかもしれません。