自律神経失調症の原因は本当にストレス?その2

10月なのに12月の気温と今朝のニュースで言っていました。
もう布団から出たくありません。こんにちは、都内出張鍼灸ハリアス高橋です。
今回は前回に続き、自律神経失調症の原因は本当にストレス?という疑問に回答していきたいと思います。
まずは前回のおさらいから。
「ストレスが体に悪いと考えている人の死亡リスクが高まる」「ストレスの欠如は人を不幸にする」という調査結果があるという事。
なかにはストレスがかかる程仕事が出来る人、やり甲斐を、感じる人がいてその違いは何なのかということでした。
これは大きく分けると3つにあると考えています。
以上のことが違いなのではと考えています。
まず1つ目の違いは元々ストレスに対する上限が高い人。
生まれ持ったものや育った環境などの影響でガンガン仕事や遊びができる様な体力もタフなタイプですね。これはもう先天的なものなので才能に近いものがありますね。
2つ目の違いはストレスに対して前向きな考え方をしている人。
これはストレスがかかる様な場面でも悪い方に取らずに良い方に捉える人です。
例えばミスをしてもこれは自分を成長させてくれる為に必要な経験だとか、この不幸な出来事は自分にとってどういった事を教えようとしているのだろうか?とその出来事を肯定的に捉える人です。
このタイプは元々こういう考え方が出来る人だったり、考え方のトレーニングを繰り返す事でこういう発想が自然と出来る様になった人です。筋トレをしてパワーがつく様に脳の特性を利用してトレーニングした結果だったりします。
この内容についてはまた別の機会に。
3つ目の違いはストレスに耐えられる体の状態を維持しているかどうかです。
今回はこのポイントを特に重視していきますが、これはどういった事かというとストレスというものを外からの刺激と考えた場合に同じ刺激でも耐えられる人とそうでない人、また同じ人でも今日は平気だったのに別の日はダメだったりなどその刺激に対して耐えられる状態にあるのかどうかという事です。
自律神経の症状で不調という方でもストレスを強く感じていない、むしろ自分はストレスに強いと言っている方も少なくありません。
それにも関わらず病院で検査をしてストレスが原因と言われてしまう自律神経の症状で困っている人がいるというのが現状です。
このズレはどうして起こっているか本当にストレスが自律神経失調症の原因なのか?という事をまた次回掘り下げたいと思います。