頻尿

2014年11月11日

2019年1月17日

頻尿とは

頻尿とは水分を摂りすぎたわけでもないのに1日に10回以上トイレに行ってしまったり、夜間寝ていてもトイレに数回起きてしまったり、尿意を感じてから我慢できずおもわず漏らしてしまうなどの症状です。まず尿意の感じ方ですが膀胱は伸び縮みする組織で出来ておりこの膀胱に水分が徐々に溜まっていきます。これは水ふうせんに徐々に水が溜まってい様なくイメージです。そして水分が溜まり膀胱が一定の大きさまで膨らむと尿意を感じます。トイレで排尿することで膨らんだ膀胱が元の大きさに戻りスッキリした状態になりますが頻用では水分が溜まる最中に膀胱が十分に膨らまず本来より少ない水分量で尿意を感じてしまう事ですぐにトイレに行きたくなってしまいます。このことで長時間の移動や会議などすぐにトイレに行けない状態だと不安になり日常生活に支障をきたす事も少なくありません。

排尿したばかりなのにすぐトイレに行きたくなる
夜寝てからトイレに複数回起きることがある
尿意を感じてから我慢できず思わず漏らしてしまう事がある
会議や移動などが不安に感じてしまう

頻尿の原因

頻尿になってしまう原因は膀胱が尿意を感じる一定の大きさまで十分に膨らまず、水分があまり溜まっていな状態でも尿意を感じてしまう事でおこってしまいます。膀胱炎や前立腺肥大、子宮筋腫や卵巣腫瘍などの病により症状が生じる場合がありますがこのように原因がはっきりしているようであればこれに応じた対処をしますが、この他に自律神経の乱れにより生じる頻尿があります。この自律神経失調症によるものは病院で検査をしても異常が見られない時に考えられるケースの1つです。自律神経が乱れ交感神経と副交感神経の調整がうまくいかない事で膀胱が十分な大きさまで膨らまず少量の水分が溜まるだけで尿意を感じたり、すぐトイレに行きたくなってしまうなどの症状が表れると考えられます。

自律神経の乱れによる頻尿

膀胱が一定の大きさまで十分に膨らまないのは体にかかるストレスにより自律神経がうまく働かないことによるものです。体にかかるストレスとは偏った姿勢による骨格の歪み・使いすぎによる筋肉のコリ・睡眠不足による神経の能力低下・ホルモン分泌の過不足に加え過去の怪我や事故、手術の経験に加え精神的なストレスや環境の変化（寒さ・湿度など）・食生活によるもの（アルコール・食事の偏り）など総合された体にかかる負担です。
この骨格や筋肉の歪みやコリ、ホルモンの分泌不足や血流の滞りなど体にかかるストレスが蓄積された結果が交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがスムーズ行われず自律神経失調症による頻尿になってしまいます。
頻尿を改善するにはこの体にかかったストレスを軽減しに骨格の歪みや筋肉のコリを解消し自律神経の働きを正常に近づけ膀胱の働きが安定するよう全身を対象とした鍼灸施術を行います。

詳しい施術内容

施術の前に自分の体の状態を詳しく知りたい人はこちらをクリック

鍼灸で行う頻尿改善のポイント

膀胱を動かす自律神経の機能改善

頻尿の原因は膀胱を動かす自律神経が正常に働かない為です。体全体にかかっているストレスが蓄積された結果、膀胱を動かす自律神経に負荷がかかりうまく調整できずに頻尿を起こしているので全身を対象とした鍼灸施術を行い体本来の自律神経の機能を改善していきます。

自然治癒力を高める

頻尿が生じてしまうのは体にかかるストレスにより膀胱を機能させる自律神経が正常に働いていない事が大きな原因です。
本来、人には体にかかったストレスを改善する自然治癒力があります。この自然治癒力が十分に発揮されず体にストレスが日々溜まり骨格が歪み筋肉が固まってしまい血流やリンパ液の流れや自律神経の働きが悪くなることで頻尿が生じてしまいます。ですから全身の骨格や筋肉の歪みを整え、滞った血液や神経の流れを改善し自然治癒力を取り戻し頻尿の症状を改善し体を健康な状態に近づけます。

生活習慣の改善

頻尿が生じてしまうのは体にかかるストレスにより自律神経が正常に機能していない事が大きな要因です。そのストレスを増やしてしまうのは冷たい飲み物や食べ物を摂取する、日常的にお酒を飲む、喫煙や睡眠不足などです。人間の体は本来暖かい状態ですが、日常的に冷たいものを取り冷やしてしまうと全身が硬くなり筋肉や神経、血管が十分に働かなくなります。またお酒の摂取や睡眠不足も内臓や筋肉、血管や神経に余分に負担をかけるのでこれも頻尿の症状を助長する要因です。