無汗症

2014年11月11日

2019年1月17日

無汗症とは

無汗症とは暑さを感じたり運動をしている最中にも関わらず汗が出なかったり、体の一部分のみしか汗をかけず上がった体温を下げる事ができない症状です。人間は恒温動物で外気温にに左右されないよう体温を一定に保つことで生命活動を維持しています。しかし外気温が暑かったり運動しても汗をかけないことで熱中症やめまい、倦怠感や吐き気などの症状が表れ、夏の暑い時期に外出が制限されるなど日常生活に差し支える場合も多々あります。

運動時でも汗をかかない
暑くても汗をかかない
汗をかける場所が一部分のみ
汗をかいても体温が下がる前に汗が止まる
皮膚がピリピリする
熱中症になりやすい

無汗症の原因

無汗症になってしまう原因は体温調節で働くエクリン腺が正常に機能しない為です。これは神経疾患や内分泌系、代謝疾患または薬剤などの影響があります。また、先天性無痛無汗症という遺伝的要因の場合もあります。その他には交感神経が正常に機能しない為に生じる無汗症があります。これは病院で検査をしてもはっきりとした原因がわからず異常が見られないと言われてしまう場合に多く自律神経失調症によるケースの１つによるものと考えられます。自律神経の乱れによる無汗症は汗をコントロールする交感神経がうまく機能しないことで運動時や暑い時でも汗をかけず体内に熱がこもってしまい、熱中症やめまい、全身倦怠感などの症状が生じてしまいます。

自律神経の乱れによる無汗症

無汗症になる原因は体にかかるストレスにより自律神経が乱れ汗を出すエクリン腺が正常に機能しなくなる為です。体にかかるストレスとは偏った姿勢による骨格の歪み・使いすぎによる筋肉のコリ・睡眠不足による神経の能力低下・ホルモン分泌の過不足に加え過去の怪我や事故、手術の経験に加え精神的なストレスや環境の変化（寒さ・湿度など）・食生活によるもの（アルコール・食事の偏り）など総合された体にかかる負担です。
この骨格や筋肉の歪みやコリ、ホルモンの分泌不足や血流の滞りなど体にかかるストレスが蓄積された結果が交感神経の調節がスムーズ行われず自律神経失調症となり無汗症になってしまいます。
多汗症を改善するにはこの体にかかったストレスを軽減しに骨格の歪みや筋肉のコリ、神経の働きを正常に近づけ発汗を調整する自律神経がスムーズに働くように全身を対象とした鍼灸施術を行います。

詳しい施術内容い

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鍼灸で行う無汗症改善のポイント

汗を調整する自律神経の機能改善

無汗症の原因は汗を発散するエクリン腺の自律神経が正常に働かない為です。体全体にかかっているストレスが蓄積された結果、エクリン腺を調整する自律神経に負荷がかかり正常に働かず無汗症になってしまっているので全身を対象とした鍼灸施術を行い体本来の自律神経の機能を改善していきます。

自然治癒力を高める

無汗症になってしまうのは体にかかるストレスが大きな要因です。本来、人には体にかかったストレスを改善する自然治癒力があります。この自然治癒力が十分に発揮されず体にストレスが日々溜まり骨格が歪み筋肉が固まってしまい血流やリンパ液の流れや自律神経の働きが悪くなることで無汗症になってしまいます。ですから全身の骨格や筋肉の歪みを整え、滞った血液や神経の流れを改善し自然治癒力を取り戻し無汗症を抑え体を健康な状態に近づけます。

生活習慣の改善

無汗症になってしまうのは体にかかるストレスにより自律神経の乱れが起こる事が大きな要因です。そのストレスを増やしてしまうのは冷たい飲み物や食べ物を摂取する、日常的にお酒を飲む、睡眠不足などです。人間の体は本来暖かい状態ですが、日常的に冷たいものを取り冷やしてしまうと全身が硬くなり筋肉や神経、血管が十分に働かなくなります。またお酒の摂取や睡眠不足も内臓や筋肉、血管や神経に余分に負担をかけるのでこれも無汗症を助長する要因です。