慢性下痢

2014年11月11日

2019年1月17日

慢性下痢とは

慢性下痢とは便が液状で水分が多い状態です。腹痛が伴う場合とそうでない場合もありまたトイレに行く回数が多くなります。
食あたりや水分の取りすぎ、一部の食品が体に合わない、ウイルスの感染などで急激に下す急性的な場合がありますが、その他にストレスや潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性腸症候群（IBS）などが原因で慢性的に下痢が続く事もあり原因は様々です。

便が液状
便に血液が混じる
便の色が灰色など
便に粘膜が混ざる

慢性下痢の原因

慢性下痢の原因は便を固形化する大腸が水分をうまく吸収できない事によるものです。大腸では口から摂取した飲食物が胃や小腸で十分に消化された後水分を吸収します。しかし大腸が便から水分を十分に吸収できず下痢を起こしてしまいます。これは潰瘍性大腸炎やクローン病、胃潰瘍などでも生じます。この様に原因がはっきりしている場合はそれに応じた対処をしますがその他に自律神経が乱れることで起こる場合があります。この自律神経失調症によるものは先程の様にはっきりした原因が解らず病院で検査をしても異常が見られない時に考えられるケースの１つです。自律神経の乱れにより交感神経と副交感神経の調整がとれず便から水分を十分に行えず下痢を起こしてしまうと考えられます。

自律神経の乱れによる慢性下痢

大腸での水分吸収がうまくいかず慢性下痢になってしまうのは体にかかるストレスにより自律神経の働きが正常ではない為です。
体にかかるストレスとは偏った姿勢による骨格の歪み・使いすぎによる筋肉のコリ・睡眠不足による神経の能力低下・ホルモン分泌の過不足に加え過去の怪我や事故、手術の経験に加え精神的なストレスや環境の変化（寒さ・湿度など）・食生活によるもの（アルコール・食事の偏り）など総合された体にかかる負担です。
この骨格や筋肉の歪みやコリ、ホルモンの分泌不足や血流の滞りなど体にかかるストレスが蓄積された結果が交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがスムーズ行われず自律神経失調症となり慢性下痢になってしまいます。
慢性下痢を改善するにはこの体にかかったストレスを軽減しに骨格の歪みや筋肉のコリ、神経の働きを正常に近づけ大腸での水分吸収が適度の行われるよう全身を対象とした鍼灸施術を行います。

詳しい施術内容

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鍼灸で行う慢性下痢改善のポイント

大腸を動かす自律神経の機能改善

慢性下痢の原因は水分を吸収する大腸を動かす自律神経が正常に働かない為です。大腸を動かす自律神経は背中や腰にありこの周辺に痛みやコリがありストレスがかかっています。この部分の痛みやコリや歪みが変化するよう全身を対象とした鍼灸施術を行い体にかかっているストレスを取り除いていきます。

自然治癒力を高める

慢性下痢になってしまうのは体にかかるストレスにより大腸が正常に働かない事が大きな原因です。
本来、人には体にかかったストレスを改善する自然治癒力があります。この自然治癒力が十分に発揮されず体にストレスが日々溜まり骨格が歪み筋肉が固まってしまい血流やリンパ液の流れや自律神経の働きが悪くなることで慢性下痢になってしまいます。ですから全身の骨格や筋肉の歪みを整え、滞った血液や神経の流れを改善し自然治癒力を取り戻しめまいの症状を抑え体を健康な状態に近づけます。

生活習慣の改善

慢性下痢になってしまうのは体にかかるストレスにより自律神経の乱れが起こる事が大きな要因です。そのストレスを増やしてしまうのは冷たい飲み物や食べ物を摂取する、日常的にお酒を飲む、睡眠不足などです。人間の体は本来暖かい状態ですが、日常的に冷たいものを取り冷やしてしまうと全身が硬くなり筋肉や神経、血管が十分に働かなくなります。またお酒の摂取や睡眠不足も内臓や筋肉、血管や神経に余分に負担をかけるのでこれも慢性下痢の症状を助長する要因です。