耳鳴り

2014年11月11日

2019年1月17日

耳鳴りとは

耳鳴りとは耳が詰まった感じがする、自分の声が響いて聞こえる、低音が聞きにくいなどの症状が表れる症状です。
耳は外耳と中耳、内耳と分かれていて中耳と鼻の奥を繋ぐ耳管という管が開いたり閉じたりする事で外気と耳の圧力を一定に保ちます。この耳の圧力が保たれることで音を伝える鼓膜が正常に機能します。しかし耳管がうまく閉じない事でエレベーターや登山で高い所に移動したり悪天候で低気圧が生じる状況で耳の圧力が一定に保てず耳が詰まったりなどの症状が表れます。

耳が詰まった感覚がある
自分の声が響いて聞こえる
低音が聞きにくい
高い所、悪天候の時に症状が強くなる

耳鳴りの原因

耳鳴りの原因は耳管が開いたままとなり鼓膜の外側と内側の気圧が一定に保たれない事によるものです。風邪による上気道炎や中耳炎、後鼻漏なども症状が現れますが、この様に原因がはっきりしている場合はそれに応じた対処をします。その他に自律神経の乱れにより起こるケースがあります。この自律神経失調症によるものは病院で検査をしても異常が見られない時に考えられるケースの１つです。自律神経が乱れ交感神経と副交感神経の調整がうまくいかない事で耳管が開いたままとなり耳がつまったり、自分の声が響いて聞こえたりなどの症状が生じると考えられます。

自律神経の乱れによる耳鳴り

耳管が開いたままになってしまうのは体にかかるストレスにより自律神経がうまく働かないことによるものです。体にかかるストレスとは偏った姿勢による骨格の歪み・使いすぎによる筋肉のコリ・睡眠不足による神経の能力低下・ホルモン分泌の過不足に加え過去の怪我や事故、手術の経験に加え精神的なストレスや環境の変化（寒さ・湿度など）・食生活によるもの（アルコール・食事の偏り）など総合された体にかかる負担です。
この骨格や筋肉の歪みやコリ、ホルモンの分泌不足や血流の滞りなど体にかかるストレスが蓄積された結果が交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがスムーズ行われず自律神経失調症となり耳鳴りになってしまいます。
耳鳴りを改善するにはこの体にかかったストレスを軽減しに骨格の歪みや筋肉のコリを解消し神経の働きを正常に近づけ耳管の開閉が通常になるよう全身を対象とした鍼灸施術を行います。

詳しい施術内容

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鍼灸で行う耳鳴り改善のポイント

耳管を開閉する自律神経の機能改善

耳鳴りの原因は耳管が開いたままとなり鼓膜の外側と内側の気圧が不均衡になる為です。これは体全体にかかっているストレスが蓄積された結果、交感神経と副交感神経のバランスが取れず耳管が正常に働いていないので全身を対象とした鍼灸施術を行い体本来の自律神経の機能を改善していきます。

自然治癒力を高める

耳鳴りになってしまうのは体にかかるストレスにより耳管が開いたままとなり鼓膜の外側と内側の気圧が一定にならない為です。本来、人には体にかかったストレスを改善する自然治癒力があります。この自然治癒力が十分に発揮されず体にストレスが日々溜まり骨格が歪み筋肉が固まってしまい血流やリンパ液の流れや自律神経の働きが悪くなることで耳鳴りになってしまいます。ですから全身の骨格や筋肉の歪みを整え、滞った血液や神経の流れを改善し自然治癒力を取り戻し耳鳴りの症状を改善し体を健康な状態に近づけます。

生活習慣の改善

耳鳴りになってしまうのは体にかかるストレスにより自律神経の乱れが起こる事が大きな要因です。そのストレスを増やしてしまうのは冷たい飲み物や食べ物を摂取する、日常的にお酒を飲む、喫煙や睡眠不足などです。人間の体は本来暖かい状態ですが、日常的に冷たいものを取り冷やしてしまうと全身が硬くなり筋肉や神経、血管が十分に働かなくなります。またお酒の摂取や睡眠不足も内臓や筋肉、血管や神経に余分に負担をかけるのでこれも耳鳴りの症状を助長する要因です。